~世界の人を編み包む《旅するニットマシン》制作プロジェクト~
KEYWORDS
設計製作
プロダクト
デザイン
DATE
2014.04.30
*YouFab Global Creative Awards 2014 入賞作品
クラウドファンディングによる力石咲の新作制作をスタート!
ハイパーニットクリエイター力石咲は、キャリーケースと編み機が合体した
コミュニケーションツール《旅するニットマシン》制作資金をクラウドファ
ンディングにて募ります。
URL:https://motion-gallery.net/projects/tripknittingmachine
【TASKOの意気込み】
巷で人気の3Dプリンタですが、弊社でもいよいよ導入し日々の制作に役立てようというところです。 3Dプリンタはいろいろな形を作ることに優れている上、プラスチックなのでとても軽いものが作れます。
しかしながら3Dプリンタというものは、当たり前ですがワーク(機械の作業台)以上のサイズは作れません。今回は視点を変えて、主要な部品を3Dプリンタで制作し、他の材料と連結することで大きく軽いものを作ろうと思います。キャリーケースは軽くて丈夫でなければいけません。現在強度実験を重ねており、今回の制作では軽量、堅牢を念頭に進行する予定です。
News Release
2014年4月30日
ハイパーニット研究所
■なぜクラウドファンディングで作るのか?
それはこのマシン自体が人と人とを繋ぐコミュニケーションツールであるからです。支援者の想いとともにわたしは旅に出て、出会った人とこの作品の背景、つまり支援者の存在について語り、支援者とはその旅の様子をリアルタイムで共有する。このマシンがそのようなコミュニケーションの輪を広げてくれるようなものになればと思っています。
■プロジェクト概要
ケースを転がすと編み機が連動し編み物が製造されるマシンを制作します。わたしはそのケースを転がしながら旅をし、製造された編み物で出会った人の腕や足を編み包みます。編み物の長さはケースを転がして移動した距離に比例します。距離という目に見えないものを編み物として可視化することで、編み包まれた人には、その編み始めの土地のことやひと編みひと編みが通ってきた道を自由に想像してほしいのです。そのように、出会った人々をイマジネーションの旅へと誘うツールを仕掛けていくことがこのマシンのコンセプトです。完成後にはアトリエのある東京と、とある地域間でこの旅を実行したいと考えています。マシンの制作から旅の実行、共有までが本プロジェクトです。
■目標金額
500,000円
■支援者への特典
作品クレジットへのお名前掲載の他、試作段階の作品、スケッチ、モックのプレゼント、旅の限定日記配信、支援者の元へマシンを稼働させながら会いに行く、等様々な特典をご用意しています。
■ファンディング期間
2014年4月30日(水)~2014年6月10日(火)
■力石咲概要
1982年生まれ。2004年多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業。
“世界を編み包む”をテーマに、街中や出会った人をニットで征服。
会場を日々編み包むパフォーマンスによる個展を多数開催。その他グループ展、ワークショップ多数開催、参加。
URL:http://www.muknit.com
〈本件に関するお問い合わせ先〉
ハイパーニット研究所 代表者:力石咲 (チカライシ サキ)
E-mail: info@muknit.com
CREDIT
担当:KIMURA
アーティスト:ハイパーニットクリエイター力石咲
開発:KIMURA
デザイン:力石咲 × KIMURA
機構設計:KIMURA