齋藤陽道 写真展「働くろう者を訪ねて」 -運営・設営・デザインを担当-

「働くろう者を訪ねて」は、写真家であり、ろう者である齋藤陽道さんがさまざまな人を訪ねながらポートレート撮影とインタビューを重ねていく連載シリーズです。
2021年から現在まで、マガジンハウス〈こここ〉でWEB連載を続けています。
https://co-coco.jp/series/hataraku/

2025年11月3日〜9日に品川区のスクエア荏原にて「働くろう者を訪ねて」の展覧会が開催されました。

TASKO プロデュース&制作部は運営と設営、デザイン企画部はフライヤーデザインを担当しました。

– 展示風景 –

会場入口には、来場者に展覧会の第一印象を効果的に伝えるために、大型出力したメインビジュアルを天井から吊り下げて設置しました。また、入り口には、モニターとステートメントを展示し、本展に寄せる齋藤陽道さんの思いを映像で見ることができるようにしました。

会場では、牧師、編集者、カフェオーナー、パン職人、古物商、起業家、政治家、ダンサーなど多様な職業に就くろう者23名のポートレート作品と映像作品を展示。

導線などゆとりのある空間にしたことから来場されるお客さんの中には長い間、映像作品を見ていかれる方も多くいました。

– トークショー –

初日の11月3日(月)には齋藤陽道さんご本人によるトークショーを開催しました。モデレーターにはマガジンハウス〈こここ〉編集長の中田一会さんをお迎えしました。

写真からも分かる通り、沢山の方にトークショーに来ていただけました。その数なんと110名!齋藤陽道さんの活動や連載のきっかけ、「働くろう者」を撮影するときの意識など、より深く知っていただける機会になったのではないかと思います。

7日間を通して、子どもから大人、ろう者や聴者の様々な方に見ていただくことができました。これからもマガジンハウス〈こここ〉で「働くろう者を訪ねて」の連載は続いていきます。今後の齋藤陽道さんの活動にぜひご注目ください。

〈開催概要〉
日程:令和7年11月3日(月・祝)~11月9日(日)
時間:10時〜19時 ※初日のみ11時~17時
場所:荏原平塚総合区民会館(スクエア荏原)4階展示室、第3小会議室

CREDIT

主催:品川区

設営・運営・デザイン:TASKO inc.

デザイン:織田洋介、渡辺芽依、渡邊蓮歩(デザイン企画部)

制作進行・運営:加藤夏帆、向井寛(プロデュース&制作部)

運営アシスタント:上原望乃叶(プロデュース&制作部)

設営:田井地直己、井手優介、正岡実夏、残間萌、松本詩奈(プロデュース&制作部)

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