村本 剛毅 個展『Le montage vécu』2/24(金)〜3331 Arts Chiyoda にて開催
DATE
2023.02.11
2月24日(金)〜2月26日(日)まで3331 Arts Chiyoda B106 にて、村本 剛毅 個展『Le montage vécu』を開催いたします。
本展では、作家によって構想された「意識の対象を共有するとき、視界も(モンタージュされた映画的景色として)共有する」という知覚の形態が、ある部屋のなかに実現されるインスタレーション作品、《Lived Montage》を公開いたします。
参加者はカメラとディスプレイ、聴診器を合わせた眼鏡を装着する。それぞれの眼鏡は相互に接続され、参加者の視界では、その時偶然自分と同じ対象をまなざしている参加者のカメラ映像が自身の心拍のタイミングで、映画のように切り替わる。
(作品紹介より抜粋)
村本 剛毅 個展『Le montage vécu』
〈会期〉2023年2月24日(金)〜2月26日(日)
〈時間〉12:00〜20:00 *26日(日)は19:00まで
〈会場〉3331 Arts Chiyoda
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11−14
〈入場料〉無料 *予約不要
〈交通のご案内〉東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分
〈お問い合わせ先〉contact@tasko.jp
制作進行:TASKO
施工:TASKO
制作協力:コバヤシタケル, 福林 開
協力:東京大学 稲見・門内研究室、森川・成末研究室、CG-ARTS
支援:令和4年度メディア芸術クリエイター育成支援事業
令和4年度メディア芸術クリエイター育成支援事業
《担当アドバイサーのコメント》
工学とアートのあわいのような部分が、絶妙なバランスで村本さんの中にあると感じました。「見る」ということは視覚的なことだけではなく、他者や自分とのコミュニケーションであり、そこはつねに揺らいでいるということを改めて教えていただいた気がします。実は最初、どこか現代のマッド・エンジニアのような印象も受けましたが、村本さんがご自身を「わたし」と呼ぶたび、実存の問題に触れている人なのだという認識を持ちました。近視眼的になりがちな日常の中で、新しいテクノロジーと渡り合ってそのような問いと向き合える存在は本当に希望だと思いますし、これからもさまざまなジャンルの方との対話や内省を深めていかれる中で、どのようなアウトプットにつながるのか、楽しみで仕方ありません。
森田 菜絵(企画・プロデューサー/株式会社マアルト)
まず書類選考で企画書を拝見した段階でピンと来るものがあり、村本さんが見ている世界に強く惹きつけられました。もしかするとその時点から既に村本さんの見ている世界と、私のみている世界とがモンタージュされはじめていたのかも知れません。実験段階のインスタレーションを体験しながらの面談はいつも刺激的でした。感覚的な言葉をハイコンテクストな次元でやりとりしながら、創造的な対話が生まれ、その中でいくつか成果に結びつくアドバイスができたと思っています。映画が第7芸術とするならば、このプロジェクトには「第8芸術」が生まれる予感すら感じます。あとは技術が村本さんの見ている世界に追いつくことで、それが皆さんの見ている世界とモンタージュされることを期待するばかりです。
山川 冬樹(美術家/ホーメイ歌手)
作家プロフィール
村本 剛毅
https://www.goki-muramoto.com/
作家略歴、受賞歴
Education
2019- BA in Information and Communication Engineering, The University of Tokyo
Selected Exhibitions
2022 “ART GALLERY,” SIGGRAPH(Group), Vancouver, Canada
2022 “Imagraph,” UCLA Broad Art Center, Los Angeles, United States
2022 “Trans×Formation” KUMA EXHIBITION (Group), ANB Tokyo
2020 “Selfie as Dance” , gallery CLASS, Jingumae, Tokyo
Selected Awards
2021 Japan Media Arts Festival”, Art Division, Jury Selections
2020 Young Researcher’s Award, VRSJ
2020 International Virtual Reality Contest, Grand Prix
Fellowships
Project to Support Emerging Media Arts Creators 2022
KUMA Foundation Creator Scholarship, 2021