不均質な自然と人の美術館 サイネージ「風の標」製作担当


<写真:anno lab>

大分県豊後高田市のミュージアム「不均質な自然と人の美術館」設置の作品「風の標」の装置、制御システムの制作をTASKOが担当しました。
本作は美術館エントランス用のサイネージとして機能する照明作品です。

仕組みとしては以下の通り。
箱状什器の内部に仕込まれたLEDの光が、什器前面のスリットを通過して、什器スレスレに吊るされた布に投影されます。スリットには美術館のロゴマーク、名前、英語名が刻まれているので、布にはそれらの形が光の模様となって浮き上がります。
興味深いのはスリット盤面と布の距離が離れた際に、模様のピントがぼやけること。その効果は機械制御でスリット面を前後させることによって人為的に行われるほか、体験者の行き交いや、何かの拍子にまいこんだ小さな空気の揺らぎによっても偶発的に起こります。また、複数ある光源の点灯を制御することによって光に残像の効果をもたらしていて、これら「揺らぎ」の要素は美術館のテーマでもある「不均質」さを象徴しています。

岬の突端という恵まれたロケーションの本館には、風向きや潮の満ち引き、太陽と月の動きなどを取り込んだ、自然と対話しているような新しい体験作品が他にも多く設置されています。お近くを訪れた際にはぜひご体験ください。

<写真:anno lab>

【展示情報】
住所:大分県豊後高田市見目4060 長崎鼻リゾートキャンプ場内
休館日:11月~2月/火・水・木(ただし、祝日を除く)
    3月~10月/毎週木曜
開館時間:11月~2月/10時~16時
3月~10月/10時~17時
入場料:一般700円 こども300円
TEL:0978-23-1860(お問い合わせ:豊後高田市観光まちづくり )
公式HP:https://nature-and-human.art
*休館日、開館時間等の詳細については公式HPをご確認ください。

【STAFF】
プロデュース・企画:anno lab

PM:工藤幸平(設計制作部)
デバイス製作・実装:沖山良太(設計制作部)
機構設計・制作:林民夫(設計制作部)
外装設計・制作:北澤岳雄(美術制作部)
技術検証:KIMURA、林立夫(設計制作部)
製作:坂田亮一、長原聡磨、植松七海(設計制作部)

デバイス製作:堀尾寛太(Ponoor Experiments)
プログラム・演出制御:後藤祐介
現場設置:宮田 君平(MIYATA ART CONSTRUCTION)