『未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―』ー制作を担当


 

 

 

 

現代演劇の言葉と身体、空間がおりなす可能性を開拓し、国際的に活躍する劇作家・演出家の岡田利規(チェルフィッチュ主宰)が、現存する世界最古の舞台芸術「能」に触発された音楽劇を上演します。
ザハ・ハディドをシテに描く『挫波(ザハ)』/高速増殖炉「もんじゅ」をめぐる『敦賀(つるが)』の2演目で上演される本作。
TASKOは制作としてクリエイションに参加しています。

2020年新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けての延期を経て、待望の劇場上演。
みなさまのご来場をお待ちしております。

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース
『未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―』

日程|2021年6月5日(土)~26日(土)
会場|KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
チケット料金|一般:6,800円 U24チケット(24歳以下):3,400円 高校生以下割引:1,000円 シルバー割引(満65歳以上):6,300円

作・演出|岡田利規
音楽監督・演奏|内橋和久
出演|森山未來、片桐はいり、栗原類、石橋静河、太田信吾/七尾旅人(謡手)
演奏|内橋和久 筒井響子 吉本裕美子

2021年の上演にあたって
幽霊は、現れるために、場所を必要とします。
そういうわけで、「未練の幽霊と怪物」の上演には舞台が、劇場が必要です。
わたしたちは去年の春、公演中止が決まったあとも、オンライン・リハーサルをやっていました。
延期して上演が行われることを見込んで、コンセプトや、このパフォーマンスに必要な感覚を共有するためのプロセスを踏んでいたのです。たいへん上首尾にいきました。
来る上演に向けて、あとは細部の精度にこだわっていくだけです。
準備は万端です。身体、音楽、空間、言葉。
観客のみなさんが幽霊の出現に立ち会うべく、劇場に来てくださるのを心よりお待ちしています。
岡田利規

詳細ページ|https://www.kaat.jp/d/miren2021

【当日券情報】
開演の45分前から、大スタジオ当日券売場にて若干枚数販売予定です。
販売枚数は各回で異なります。
※ご購入者名及び連絡先をお伺いいたします。予めご了承ください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※各種割引チケットは前売りのみの取り扱い。

『挫波』ー東京五輪招致のため、2012年新国立競技場の設計者としてコンペで選ばれた天才建築家「ザハ・ハディド」。その圧倒的なデザインで脚光を浴びながら、後にその採用を白紙撤回され、それからほどなく没した彼女をシテとして描く。

『敦賀』―夢のエネルギー計画の期待を担い、1985年の着工以来一兆円を超す巨額の資金が投じられたものの、一度も正式稼動することなく、廃炉の道をたどる高速増殖炉もんじゅ。もんじゅを臨む敦賀の浜を訪れた旅行者が出会うのは――。

目に見えないもの、霊的な存在がその想いを語る「夢幻能」の構造を借り、岡田が問うものはー

社会とその歴史は、その犠牲者としての未練の幽霊と怪物を、
ひっきりなしに生み出して来て、今だって生み出し続けています。
わたしたちはそれら幽霊や怪物のことを見ないこと忘れてしまうことを、
その気になればできちゃうし、そのほうが快適な向きは確かにある。
でもそれらに、つまり直視しないこと忘却することに、抗うために、
能という演劇形式が持つ構造を借りて、音楽劇を上演します。  
岡田利規

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豊橋公演
・日程:6月29日(火)19時、30日(水)14時30分
・会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
・主催:公益財団法人豊橋文化振興財団

兵庫公演
・日程:7月3日(土)13時/18時、4日(日)14時
・会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
・主催:兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

※ 詳細は各劇場・各主催にお問合せください。